LEICA M4-P + Leitz Summar 5cm F2 + Kodak TRI-X 400
Ogikubo , Tokyo – 2016/10/02

LEICA M4-P + Leitz Summar 5cm F2 + Kodak TRI-X 400
Shinjuku-Gyoen , Tokyo – 2016/10/16

LEICA M4-P + Leitz Summar 5cm F2 + Kodak TRI-X 400
Shinjuku , Tokyo – 2016/10/16

LEICA M4-P + Leitz Summar 5cm F2 + Kodak TRI-X 400
Torigoe , Tokyo – 2016/10/18

LEICA M4-P + Leitz Summar 5cm F2 + Kodak TRI-X 400
Kanda , Tokyo – 2016/10/18

LEICA M4-P + Leitz Summar 5cm F2 + Kodak TRI-X 400
Nihombashi , Tokyo – 2016/10/18

光源が画面に入ると盛大なフレアとくっきりゴースト。
柔らかすぎて線が太く、ただでさえ”写らない” 80年前のレンズでそこそこ玉数もあるので安価に手に入れられる(人気がない)Summar 5cm F2.0。
固定鏡筒の「ひょっとこ」というものはレアで中古市場ではかなりの高値で売買されているらしいけど。

AGFA APX400をいただく機会があったので、TRIXも併せてRodinalで静止現像(1:100 20degC 60min)をすると、暗部までのっぺり現像してくれてコントラストが低く、Summarならではの立体感のなさ。
ただでさえゴリゴリしがちなTRIXを静止現像したせいか、線が太くて柔らかすぎる描写と相まって粒状感はさらにゴリゴリ。
そりゃもうビッチリのっぺりゴワゴワに張り付いた写真のできあがり。
(TRIXも1:100 20degC 60minで現像したけど、1段ほどプッシュされてるような気がする・・・)

現代の機材・画像処理エンジンが目指している写真とは真逆のこのビッチリのっぺりゴワゴワに張り付いた写真のTIFFデータは、補正の幅が広くていろんな使い方ができそうな気もします。

1年ほど前に購入して放置してしまい、酸化して真っ赤になったRodinal。
今回、酸化しにくいパウチ入りのものをあらためて購入したので、数少ない他のレンズや選択の余地があまりないフィルム数種類でもう少し静止現像を試してみたい。

#994 Tokyo – Summar 5cm + Rodinal静止現像

posted by kakimoton at 2016年11月2日