LEICA M(Typ262) + Leitz Elmar 5cm f3.5 (Red Scale 1956)
Taipei , Taiwan – 2018/05/12

旅の前にぼーっと地図を眺めていたら「建物も路地もあるからちゃんと人が住んでそうなのに、駅からやや離れていて何があるのかわからない」このエリアが目についた。
本やネットで調べても龍山寺駅の北側は龍山寺や夜市などの情報はあるれども、南側はイマイチ何があるのかわからず。
ということで、自分の脚を使って目で見るためにYouBike(台湾のレンタサイクル)で龍山寺駅の南側へ。

かなり計画的に整備された文教地区のようで、大きな学校がいくつもあって、その周りを囲うようにしっかり手入れされたきれいな高層集合住宅が建っている。
中華系の人が住む街で、新しい集合住宅ではないけれども街並みや建物がしっかり手入れをされていて清潔感のあるエリアは、そこそこハイソなエリアなんじゃないかなと。(勝手な印象だけれども間違っていないと思う)

街には光があれば影もあるでしょうと、あちこち路地に入り込んでみると見つけた。
ドローカルな街並み。
心の中でガッツポーズ。

で、旅から戻ってきて調べたら、このエリアにある青年公園は日本統治時代に軍の練兵場があり、ここから飛行機が離着していたため青年公園周辺に「南機場」の名が付けられ、紆余曲折を経て「南機場国民住宅」として台北で最初期の政府主導で進められた住宅整備モデル地区となったエリアだそうです。
(この資料の72Pから歴史などが書いてありました。)

#1194 Taiwan

posted by kakimoton at 2018年6月6日